赤外線カメラで透視する改造の方法【暗視カメラを使用】
1. 準備
簡単な改造で赤外線カメラの効果を透過の確認してみたいと思います。
使用するものは以下の2点です。
(1) カメラ
このレポートでは、「Conbrov 小型隠しカメラ」を使用しました。
同じものでなくても大丈夫ですが、
夜間撮影や、暗視機能搭載なとと書かれている、
赤外線撮影が可能なものを用意してください。
(2) IR透過フィルタ
今回使用したのは下記になります。
FUJIFILM 光吸収・赤外線透過フィルター(IRフィルター) IR 76
それ以外に、
FUJIFILM 光吸収・赤外線透過フィルター(IRフィルター) IR 80
であったり、他メーカーの同等のものでも可です。
→ 楽天で赤外線透過フィルターを探す。
2. 改造
赤外線に感度があるカメラでも、通常の撮影では赤外線の像は可視光の明るさに埋もれてしまうので、
IR透過フィルタを取り付けることで、
余分な光をカットして赤外線領域だけを通して、像を結ぶようにします。
(1) ネジを外す
(2) カバーを外す
(3) 基盤を取り外す
(4) 赤外線透過フィルターをカバーのレンズ穴のサイズに切る
(5) 元通りに組み立てて完成
3. 撮影
撮影のテストは日光の下で行われることを推奨します。
(1) 生地(綿100%)
通常撮影: 生地の上 |
改造カメラ撮影: 生地の上 |
通常撮影: 生地の下 |
改造カメラ撮影: 生地の下 |
(2) 紙
通常撮影: 紙の下 |
改造カメラ撮影: 紙の下 |
4. 追記
以下のカメラでも、赤外線カメラへの改造をして透過の効果が確認できました。
(1) SQシリーズ 隠しカメラ
分解した様子。
側面のカラーストリップを外した状態。
→ 楽天で他の赤外線 超小型カメラを探す。
赤外線カメラ改造の準備については、下記のまとめ記事を参照してください。
5. 想定される使い方など
何かと物騒な世の中ですから、届いた荷物の包装を開けずに中身を見たいと思った事はありませんか。 また、接客業をしている方だと、不審者に遭遇することがあると思います。 そんな時は、服の下に危険物を隠していないか、相手に触ることなく知ることができたら良いですよね。 また、万引きした商品を服の下に隠しているような場合も、それを相手に触れずに見ることが出来たら、大変助かると思います。 この改造は、これらの要望の全てを叶えるものではありませんが、その一助になればという思いから公開するものです。
※改造が必ず成功することを保証するものではありません。
※本ページ記載内容によって生じる一切について、当方は責任を負いません。
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